うつ病と闘うブログ

重度うつ病との闘病ブログ

一進一退の攻防

忍び寄るうつ病の影

みなさま夜分遅くにブログを書いてしまい恐縮です。
トラウマで思い出した事がありました、それは、以前私は高速道路で玉突き事故に遭い、中心性脊髄損傷の大怪我をしたことです。
3列シートの一番後ろに座っているときに事故に巻き込まれました、渋滞で止まったところに、ワンッボクスがまともに突っ込んできた。
ズドンという衝撃と共に私は助手席までぶっ飛ばされ、直後に手足がジーンと痺れました。
段々手足に力が入らなくなるのが分かり、自分では車外に脱出できなくなり、レスキュー隊に搬出されなければならないくらいの大事故でした。
ちなみに、車椅子から歩行器を使いまともに歩けるまで、3ヶ月かかりました。  
この事故を境に精神に不調が出始めて来たように思えます。
主治医曰く、大きな事故や怪我などをすると、PTSDなどになりやすく、その延長でうつ病が発症することもあるそうです。

うつ病が発症し始めてから

ここからが問題です、始めは単なるリハビリの疲れが出ただけだと思い、栄養ドリンク(ユンケルの一番高いやつ)や(胡散臭いサプリ)などを試しましたが、当然効果はゼロ。陰鬱な日々は続きます。
どうして良いのか分からず、途方にくれていてもうつ病の影は日増しに濃くなっていきます。
そんなある日、テレビで事故で大怪我をした人が、心療内科でカウンセリングを受けたら劇的に回復をしたというのを見て、初めて精神科の門を叩きました。
しかし、現実はそんな容易くはありませんでした、カウンセリングの効果も頭打ちとなり、また大きな壁にぶつかる事になります。
やはり心理のカウンセリングにも限界があり、回復の兆しが望めそうに無い時などには
心療内科は一時中止をして、精神科での診察を勧められ、今の主治医と出会うこととなりました。
主治医とはうつ病と共に長いお付き合いになり、適度な信頼関係で繋がっており、安心して診察が受けられます。
だけど、良い事だけではありません、症状が酷くなっても話をろくに聞いてもらえず、薬も前回と同じだったりすることも何回かありました。 
それでも翌日改めて診察をうけて事情を説明すると、その時のうつ病の症状に添った処方をしてくれるのでとても助かります。
一進一退を繰り返すこの病に終止符を打つ日が来るのか、今の段階では誰にも分からない。
早くその日が来るのを待ち望むしかないみたいだ。うつ病には言ってはいけないキーワードの頑張るも、この時だけは言っても良いような気がする。