うつ病と闘うブログ

重度うつ病との闘病ブログ

今回の診察結果

うつ病の現実と向き合う

今回余りにも状態が悪く薬の効きも頭打ちになったので、前回約2週間まえの状態と比較したのを見せ、現実と見比べた。
およそ10日前から幻聴と幻覚が出始めたこと、睡眠時間が1~2時間であること、死んでしまいたい気持ちが強いことなどを伝えました。
また悲壮感が出たことも忘れず付け加えた。

私の幻聴と幻覚(錯視)は昼間は余り出ませんが、夜間になると度々出る傾向にあってリアルで具体的な内容です。
それはどんなものなのか?
私の錯視は、交差点にあるカーブミラーが話しかけてくる、ミラーから手が伸びてきて道を塞ぐ、という荒唐無稽なものなんですが、当の本人からすれば恐怖以外の何者でもありません。
また近所を流れる親水公園のせせらぎが人の声に聞こえてきて、はっきりとした言葉にはなっていませんが、何やら不穏な雰囲気をかもし出しているのは確かです。
なぜ夜間に頻発するのか分かりませんが、睡眠時間の著しい短縮に関係がありそうす。

今現在処方されている眠剤と頓服を飲んでも、1~2時間で起きてしまいますが、起きた後が問題で、だいたい夜の11時から12時くらいに覚醒するので、時差ぼけみたいな感覚と不快な中途覚醒が同時に襲って来る。
テレビを見てもあれっと感じるのもしばしば、一瞬何曜日の何時か分からなくなります。
そうすると、長い夜と長い昼が続き、肉体的にも精神的にも疲労困憊してしまいます。しかし、眠ることは出来ません。

そんな途方に暮れて、夜の街を徘徊していた時に出くわしたのが、カーブミラーと親水公園のせせらぎでした。
多分リズムに乗って睡眠がとれていればこんな事にはなっていないはずだと思います。
きっと不眠が悪の枢軸なんだろうなぁ。

また、死んでしまい、たいこの世から消えてしまいたい気持ちもかなり強く現れています。
以前自殺企図した時よりかは軽いものの、気持ちが落ちた時には決まって出てくるこの症状、自分がどれだけ落ちていて危機が迫っているのかの目安にもなっています。
なぜこんなにも死んでしまいたくなるのか、きっかけも原因も特に思い当たる節はありません。
気が付けば漠然と死んで楽になりたくなっていて、これが酷くなるとためらいと言うストッパーがなくなるので、要注意です。

そして悲壮感なんですが、自分は生きていても何の価値も無く、社会的にも落伍者で意味の無い存在に思え心の底から悲しくなり、人目を避ける事無く涙することがある。
まるでこの世の終わりのような気分です。
頭の中はどんより曇った梅雨空のようだ、もうこんな人生終わりにしたい。
こんな気持ちがいつも心の片隅にある、晴れなくやるせない思いでいっぱです。
これが今日の診察でのやりとりでした。

その結果は

診察の結果は、大うつ病性障害・気分障害との診断でした。
今回は、精神病性エピソードが強いので今週の土曜日にまた診察の予定です。
現実を振り返ると、これもうつ病の症状なのかと少し驚いた。
しかし、自分が一番信頼している主治医の診断なので納得できました。
また、土曜日までの間に少しでも変化があれば、駆け込み診察もOKなので安心できました。
あとは指示通り服薬して少しでも症状が快方へ向かうのを祈るばかりです。