うつ病と闘うブログ

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うつ病の初期症状

うつ病の初期に見られる症状

うつ病の初期症状といっても、一言でこれだというものは残念ながら無いようです。
それはなぜか?うつ病の症状は病気の元となるものが多彩なために、このような症状が出たからうつ病ではない、またはうつ病だと断言しずらい事が挙げられると思います。

主だった症状でも、個人の受けとらえ方もまちまちなので、本人も自身の今の状態は疲れが溜まっただけとか、環境が変わったので睡眠不足になったなど、初期はあまり自覚が無いようです。
そこで、心配になった家族や友人や職場の同僚または恋人などが、異変に気づき、問題を指摘されてから初めてうつ病が炙り出されることも多いようです。

しかし、この段階でも本人は何となく体調が悪い程度にしか感じないようで、サプリを試したり栄養ドリンクを飲んでしのいでいる事もあるようです。

ならば、気になる症状とはどんなものか

ここでいくつかの症例を見たいと思います、どのようなものか。

  1. 抑うつ気分
    A一日を通してふさぎ込んだ、落ち込んだ気持ちや悲しい気持ち。
    B今まで好きだったこと事に興味がわかない、喜びの喪失。
    C気力の低下、何事に対しても意欲が出ない、面白くない、疲れやすい昜疲労感。
  2. 食欲減退または過食
    A食事療法をしていない、過度なダイエットをしていないのに著しい体重の減少または増加、1ヶ月で5%以上の変化。
    Bほとんど毎日の食欲の減退、または増加。
    Cむちゃ食いエピソードが続いている、明らかに他の人に比べて大食いするなど。
  3. 不眠と過眠
    A少なくとも睡眠障害が1ヶ月以上続く。
    睡眠の開始または維持の困難、なかなか寝付けない、浅い睡眠で何度も目が覚めてしまうなど。
    B環境要因に起因するもので、例えば音や光また度重なる妨害などで不眠になる。
    C過剰な眠気が昼間も続き、注意力の散漫、集中力が欠けてしまうなど、日常生活にも影響を及ぼす、などがあるようです。
  4. 思考力と集中力の低下と決断困難
    Aほとんど毎日思考力と集中力が続かない、落ち着かない。
    社会に出ても日常生活においても、考えがまとまらない、持続して物事に当てられない、途中で投げ出してしまうなど。
    B決断困難、優柔不断になりがちで何をして良いのか迷ってしまい、自分ひとりで判断出来ない。
    時間を費やしても選択肢を選べない、はっきり決断を下せることが出来ないなどがあるようです。

簡単にですが、よくある初期症状を挙げてみました、初期症状はこれに限らず、多岐多彩に及びますので、一段と注意が必要です。
また必ずしも上記のようになるわけではありません、個人差や受け止め方の違いがあるので、ここも要注意です。
*精神的また肉体的に不調を感じた場合は、早めに医療機関を受診してください。
*あくまでも個人の感想です、ご注意ください。