うつ病と闘うブログ

重度うつ病との闘病ブログ

ゾロ目と入院の話

自己満足

たまたまそうなっただけ。
でも、適当に買い物した金額が1111のゾロ目は中々でないと思います。
ちょっとだけど正直に嬉しかった。
うつ病になってから、喜びや楽しさと言う感情が全く出なくなっていたので、久方ぶりの嬉しさでした。高がレシートのゾロ目で喜ぶなんてと言う方もおられるかもしれませんが、心神耗弱状態が続くと素直に喜べなくて、笑い方さえも忘れていた気がする。
なんて大げさなと思われても仕方ありませんが、この病になると、感情が平板化したりしてうつという言葉そのものの、落ち込んだ憂鬱な気持ちや感情が先走る。
なので、引きこもりがちで外に出ることが極端に減ってしまい、酷い時には2~3日一歩も外に出ないこともある。
いつの間にかそれが当たり前になってしまい、コンビニさえも行くのが嫌になってしまった。
なので、滅多に外出しない私が、出先で買い物をするのが希少な体験であり、その中でゾロ目の1111が出るのって確率でいうとどうなるんだろう?かなりの低確率になるんでは?しかし、狭い家に一人と一匹でこもっていても、な~んとも思わない。
だけど、人って勝手なもので閉鎖病棟の中の個室に居るときなんか、このまま外に出られないんじゃないかと思い込み半日でマジでパニックなり、扉に向かってタックルかまして壊した経験がありました。
その時ばかりは取り押さえられ、瞬殺されるセレネースロヒプノールを打たれた苦い過去もある。
勝手なものです。

入院はこりごり


過去に数回入院を経験しましたが、もう二度と入院なんてしたくはありません。
身体を拘束され、寝返りもままならない日々。
ちょっと活発に動き回ると直ぐに個室にご案内されます。
何度「セレ」と「ロヒ」を打たれたか、完全にトラウマです。
この時はうつ病による措置入院だったため、こちらの意見や訴えは聞き入れてもらえず、ひたすら医師の退院の言葉を待つだけでした。
入院していたのは約2週間程でしたが、例えようのないくらい長い時間に感じられました。
退院当日に入院時に預けられていた荷物を返されましたが、なぜか履いていた靴だけが見当たらず、スリッパで帰宅したのが印象的でした。
最後に入院したのは開放病棟でしたが、全てにおいて開放的で、朝昼晩いつでも出入りが自由で、服薬も自由!飲みたくなければ飲んだふりもOK。
まるで自宅に居る感覚です。
とても気楽でしたが、気楽過ぎて入院の意味が見出せず、比較的短期間のうちに退院しました。
これが私の入院していた時の記憶ですが、いずれにせよ入院はもうこりごり。
たとえうつ病でも大人しく自宅入院が一番かな。

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