うつ病と闘うブログ

重度うつ病との闘病ブログ

頑張れを控える件

禁句

よく、心の病には頑張れは禁句と言うけど、時と場合にはありだと思う。
理由もなく、ただやみくもに頑張れはNGだけど、本当にピンチでなんとか乗り越えなければならない時には、うつに限らず精神疾患には自論ながらありかと思う。
例えば昨夜のパニック発作では、漠然とした不安感と強い恐怖に襲われてこのままパニックが消えなかったらどうなるんだと、考えすぎの虫が騒ぎはじめて、いてもたってもいられなかった。
だけど、この症状はあくまでも一過性のものでずっと続くものではないので、冷静になれば、ビビることでもない。 
それに、薬を飲めば確実に抑えられるから、処方されたものを適切に服用すれば何とかなるもの。
だから、自分を励まして何とか先に続けることは有用なんじゃないのかなと思います。
もちろん時と場合によりますが。
スポ根じゃありませんが、意味もなくただ気合だの根性だのは通用しないと思うし、当の本人にはそんな事言われたら、かえって具合を悪くするだけだと思う。
やはり一ついえることは、この病気とどう向き合うかが重要と感じます。

お互いの信頼関係

まずは当たり前だけど、信頼関係をどう築くから始まると思います。
私は、主治医から言われたのが、家族や友人、職場の同僚や上司などへ、うつ病に対しての正しい理解が必要になる事。
心の病に対しては、まだまだ偏見や誤った受け止められ方が多いと実感します。
それを少しでも軽くするにはどうすれば良いのかな?
私は思い切って、自分はうつ病だと仲間にカミングアウトしました。
勿論、これが良いとは限りません、他にも良い方法があると思います、決してマネはしないでください。
そして、カミングアウトした結果ですが、わりとあっさりしたもので、言ってくれてありがとうという内容でした。
そう、心の病は目には映りません、どんなに具合が悪くてもだから何で終わりです。
なので私もスッキリしたし、周囲も理解が出来たので良かったと思います。
なかなか上手くはいかないけれど、理解しあえるのも重要だと思いました。
溶け込むのに時間はかかりますが、焦らずゆっくりと構えるのも時にはそれも良しかな。
だって、そんな簡単に物事が進むはずはないし、人の心がいきなり変わるわけでもないですしね。
かえっていきなり変わったら、なんか怖いし気持ち悪い。
3歩進んで2歩下がるでいいと思います。
そんな時こそ「頑張れ」で良いのではないでしょうか?
重荷になる頑張れは減った気がします。
繰り返しますが時と場合とその場の空気を良く読んでからにしてください。
以前私も心無い頑張れで、一気に気持ちが落ちた苦い経験があります。そんな時はオーバーでなくトラウマになる事も覚えていてください。